2018年11月19日月曜日

「新作完成のご報告」


















今年後半の絵が完成しましたので、ブログにアップいたしたいと思い
ます。前々回にもお知らせしました通り、おやじが亡くなった前後か
ら体調不良にみまわれ、何とか前半の絵を描き上げて、夏季講座を乗
り切り、8月末に赤城・榛名に登って2学期に突入。例の如く、いつ
までも暑く、そこへもって様々なことが重なってホーホーのテイでし
た。今回の絵が描き上がる直前に、第2・第3歌集に登場した伯父
(母の兄)が亡くなり、それもあって今回の絵(赤城山が主題です)
は伯父に捧げることにしました。一緒に登ったことはありませんが、
この伯父、第一線を退いてからは登山ツアーの講師をしていたぐらい
の「山好き」でしたので、良い追悼・供養になるかと思います。
   それにしても、これで両親とその兄弟姉妹は全員あの世に行ってし
まわれたわけで、当たり前のことながら、そして遅まきながらも、自
分がしっかりとせねばな、と思う次第。ぼつぼつ2学期も終わりに近
づいて来ました。平成最後の年度となった今年度も「新芸大生」誕生
に向けて、そろそろ気を引き締めていかないと、という感じです。
  と、いうことで「喪中」につき、皆さまには年賀状を差し上げるこ
とができませんので、ちょっと早いのですが、2018年・平成30
年のお礼を申し上げたいと思います。特に5月の「200名突破パー
ティー」の際には本当にありがとうございました! まだ年号の発表
にならない新年、来たる2019年も、どうぞよろしくお願い申し上
げる次第です。年の瀬の近づくこの頃、体調に気をつけて「今年」を
乗り切って下さいませ。

2018年11月末日                                          泰 樹

2018年8月27日月曜日

「残暑お見舞い申し上げます」

群馬県に来ています。まだまだ体調整わない中、赤城・榛名に3日連続
で登れたので大丈夫かな、という感じ。写真は赤城山系の地蔵岳山頂近
くから長七郎山と小沼(おの)を見おろした景です。展望が良いと直射
日光で暑いし林の中で涼しいと展望が効かず、山登りとスケッチ採集を
両立させるのはなかなか難儀。と、勝手な感想まで。まだまだ暑い。皆
サマ、どうぞご自愛のほどを。

2018年7月4日水曜日

新作完成のご案内












                  2018.7.
2018年も何とか「前半」の一作が完成を見ました。
4月中頃、早春の中禅寺湖畔より仰いだ男体山の姿で
ございます。実は6月1日に父が亡くなり、先日の「
大同窓会」の席上、自分の血筋が嫌いなので、これか
らはササキと呼ばないで下さい、と叫んだのが耳に入
ったのか、最期の最期まで家族に当たっているらしく、
普段「無病息災」だけがトリエの男としましては、体
のあちらこちらに痛みを覚えるのがなんとも耐え難く、
この1ヶ月以上、ろくに眠れず食べられずで、何とか
描画と授業をこなして参りました。
 そんなこんなから相変わらず開放感はないものの今
回は流石によく描き終えられたなという思いが強く、
いささか自分でも愛着の持てる作品となりました。
大同窓会と同様、感慨無量でございます。もう納骨も
済ませたものの、まだいろいろとこなさなければなら
ぬ手続きも多く、世慣れない身にはたじろぐことばか
り。とにもかくにも先ずは夏期講座をこなせねばと思
いを新たにしておりますが、相変わらず神経痛と蕁麻
疹に悩まされております。
月並みながら健康に日常生活を送れること以上の喜び
はないようです。皆さまも猛暑続きの折、どうかご自
愛のほどを。

2018年5月7日月曜日

「第1回大同窓会」ご参加ありがとうございました!





  芸大芸術学科合格者200名突破!の名目で開催いたしました
  第1回大同窓会。ご参加の皆様各位、ゲストのおふた方のお
  かげをもちまして、想像以上の大盛況のうちにお開きとなり、
  まったく感慨無量。感謝の念にたえません。会場でも一席
  ぶたせていただきましたように、あくまで、皆さま方お一人お
  ひとりのプライヴェートな「私人」の集まりが、かけがえのない
  ひとつのユニヴァース「別空間」を形成すべく、「第2回」の
  開催に向けて、ご協力賜りたき次第です。また残念ながら今回
  不参となりました方々にも、お声かけ、よろしくお願い申し上
  げます。初回の成功に感謝し、また、皆さま方の未来を祝して
  僭越ながら一首献上いたします次第です。

     つかの間を砂漠に香る花なれや
                奇しき縁にわれら集ひて

   腰折れにて、どうかご容赦を。 深謝!

2018年3月13日火曜日

佐ゼミ(代ゼミ造形学校・芸術学科)芸大合格者200名突破!のご報告

縁あって「母校」造形学校のレギュラー講師になりましたのが、
1992年4月。以来26年間、毎年複数の芸大合格者が輩出し、
2018年3月13日、ついに201人目の芸大生が誕生いたしました!

 ひと口に201名と申しましても、決してその数のみには還元で
きない、さまざまな思いが交錯し、文字通り感慨無量でございます。
そして、今春の合格者200名突破をもって、ようやく数の呪縛から
解放された思いでもあります。
新年度からは、より柔らかな気持ちで、新芸大生誕生をプロデュース
していきたい所存です。これで佐々木投手ならぬ佐々木講師も
名球(迷宮!?)会入りというところでしょうか。
今後とも「佐ゼミ」をよろしくお願い申し上げる次第でございます。
 続いて「26年間の歩み」をご覧ください。



代ゼミ造形校・芸術学科26年間の歩み


  造形校在籍年 芸大合格年 芸大芸術学科合格者数  
  1992 '93 10名 新宿(13年平均10.4名)
  1993 '94 9名
  1994 '95 7名
5年目  通算= 48名 1995 '96 12名
1996 '97 10名
1997 '98 8名
  1998 '99 15名
  1999 2000 11名
10年目通算= 100名 2000 '01 10名
2001 '02 8名
2002 '03 13名
  2003 '04 9名
  2004 '05 13名
15年目通算= 150名 2005 '06 6名 原宿(13年平均5.1名)
2006 '07 9名
2007 '08 9名
  2008 '09 5名
  2009 '10 9名
20年目通算= 184名 2010 '11 6名
2011 '12 5名
2012 '13 2名
  2013 '14 3名
  2014 '15 2名
25年目通算= 199名 2015 '16 5名
2016 '17 3名
2017 '18 2名

総合格者数   201名(26ヶ年平均7.7名)

絵画一覧


「山上湖」2012年夏・秋制作 作品画像
『山上湖』 2012年 夏・秋 制作
30号F × 2(91cm × 154.4cm) 紙本着色(麻紙に膠絵具)
青森県・下北半島のほぼ中央、霊場恐山を眼下に挑む大尽山の山頂からの景です。俯瞰視・対角線構図が基軸となっています。


「春來たるらし」2012年春制作 作品画像
『春來たるらし』 2012年 春 制作
30号F × 2(91cm × 154.4cm) 紙本着色(麻紙に膠絵具)
長崎県・平戸島の西南に立つ佐志岳の山頂より島の西岸を眺めた景です。俯瞰視を基軸に仰視と水平正面視も意識した構図。


『火口迫る』 2011年 春 制作 作品画像

 『火口迫る』 2011年 春 制作
30号F × 2(91cm × 154.4cm) 紙本着色(麻紙に膠絵具)
熊本県・阿蘇五岳の1つ杵島岳より中岳火口を見下ろした景。俯瞰構図を基軸に奥行きと横への広がりを意識しました。


『文月残雪』 2010年 夏・秋 制作 作品画像
『文月残雪』 2010年 夏・秋 制作
30号F × 2(91cm × 154.4cm) 紙本着色(麻紙に膠絵具)
北海道・大雪山の主峰・旭岳の麓から当麻岳を仰ぐ。湿原の後方の山によって奥行きが遮断されないよう工夫しました。


『東風吹けば』 2010年 春 制作 作品画像
『東風吹けば』 2010年 春 制作
30号F × 2(91cm × 154.4cm) 紙本着色(麻紙に膠絵具)
大分県・九重連山の主峰・久住山の山頂付近から三又山を望んだ景。重厚な山と左右に広がる野の景色に焦点をあてています。



『白山麓の夏』 2009年 夏 制作 作品画像
『白山麓の夏』 2009年 夏 制作
30号F × 2(91cm × 154.4cm) 紙本着色(麻紙に膠絵具)
石川県・白山の西に位置する白峰集落の里山・おまえ山からの景です。手取川が奥へと流れ下る空間を軸に、左右の山々の表情にも留意しました。



2013年以降の制作については、お手数ながら、ブログ「絵画」の項の各記事を参照ください。
2008年以前の制作については、今年中にリストアップの予定です。
「絵画一覧」掲載の各作品とも ¥200,000 を基本に、価格ご相談ください。折返し案内差し上げます。

暑中お見舞申し上げます

2022年上半期、私の方、ここに書き連ねるとキリがないぐらい、不運の連続。良い年である皆さまには申し訳ありませんが、2022年など、とっとと過ぎ去って欲しい。というのが本音でございます。しかし、来年は好転するのだろうか?と、どうにも、今一つ気持ちが沈みがちな今日このごろ。 記録的...